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医史跡, 医資料館探訪記17 西洋歯科医学発祥の地を訪ねて

横浜は幕末に開港し外国人居留地があったことから、少なくとも1865年にはアメリカ人歯科医イーストレーキが外国人居留地108番で開業していました。そのことから横浜は我が国西洋歯科医学発祥の地といわれています。「我国西洋歯科医学発祥の地」の碑は、イーストレーキの開業地付近の横浜中華街の関帝廟から南に進んだ神奈川県駐労会館の前(中区山下町160)に建っていましたが、神奈川県歯科医師会館前に移設されました。また。1870年(明治3年)にはアメリカ人歯科医がエリオットとパーキンスが開業し彼らのもとで日本人が西洋歯科医学を学び知識と技術を修得し、その後の歯科界に大きな影響を与えたことから、西洋歯科医学勉学の地ともいわれています。この碑は、「我国西洋歯科医学発祥の地」の碑のあった神奈川県駐労会館の前から北東に500mの現在の山下町57にありましたが、2010年(平成22年)に同じく神奈川県歯科医師会館前に移設されました。

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像の左がエリオット、右がパーキンス

医史跡、医資料館探訪記17 西洋歯科医学発祥の地を訪ねて

 

二子玉川ステーションビル矯正・歯科

小児歯科担当 髙見澤 豊