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医史跡、医資料館探訪記30 麻酔博物館を訪ねて

神戸ポートアイランドに日本麻酔科学会の麻酔博物館がある。JR三宮駅で下車しポートライナーに乗り換え、医療センターで下車する。東側に出て駅正面のビル(神戸キメックセンタービル)の3階に麻酔博物館はある。

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館内は写真撮影禁止だが、麻酔博物館のホームページから写真転載します。

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麻酔の歴史、近代麻酔の始まりに関連した書籍や古い麻酔器の展示、データベースがあり、世界初の全身麻酔をした華岡青洲関連のブースでは、全身麻酔に使用した曼陀羅華やトリカブトなどの薬草や華岡青洲の再現した顔などが展示してあった。

手術室のブースでは、以前の吸入麻酔薬は引火性があったため、手術室で履いていた防爆用電導シューズが展示してあった。

麻酔博物館を後にし、ポートライナーで三宮方面に向かった。中公園駅で下車し、ポートアイランド北公園に行った。公園には、ボードインの弟の像がある。実は上野公園を作るように進言したのが兄のアントニウス・ボードインであるが、上野公園100周年を記念してオランダ政府から寄贈されたのがこの像、兄にはない蓄え髭がある。オランダ政府が誤って寄贈したのである。2009年に上野公園の像が現在のものに変えられ、古いこの像がアルベルト・ボードインの像として領事をしていた神戸へ移設されたのであった。

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二子玉川ステーションビル矯正・歯科

小児歯科担当 髙見澤 豊